悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
米NikeとAppleが提携して5月23日、NikeのスポーツウェアとiPodを連動させる新しいシリーズ製品「Nike+iPod」を発表した。第1弾となるワイヤレスシステム「Nike+iPod Sport Kit」は2カ月以内に発売予定。
Nike+iPod Sport Kitは靴内蔵用のセンサーとiPodに取り付ける受信装置で構成される。NikeのフットウェアとiPod nanoを無線で接続して時間や走行距離、消費カロリー、速さといった情報をiPodに保存し、画面に表示することが可能。ヘッドフォンでは音声によるフィードバックをリアルタイムで提供する。推定小売価格は29ドル。靴とiPodは別売りとなる。
Nikeはこのシステムに対応した初のフットウェア「Nike+ Air Zoom Moire」を発表。今後も人気フットウェア多数をNike+対応としていく計画。スペシャルデザインのNikeアパレルとして、Pod nanoを入れるための防水ポケットが付いたジャケット、トップ、ショーツ、iPod nano用アームバンドも発売する。
iTunes Music Store(iTMS)には新たに「Nike Sport Music」のセクション登場し、Nike+iPod製品の活用を支援するパーソナルサービスサイト「nikeplus.com」も開設された。
ニューヨークで開かれたAppleのスティーブ・ジョブズCEOとNikeのマーク・パーカーCEOの共同記者会見には、ツール・ド・フランスの覇者、ランス・アームストロング氏と、女子マラソン世界記録保持者のポーラ・ラドクリフ氏が登場。Nike+iPod製品のアピールに一役買った。