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自民党の杉村太蔵衆院議員(26)のインターネット上のブログの表現が、他人の著書の表現と酷似していることが23日、分かった。
杉村氏は「盗用だ」とする報道を受けてブログの問題の表現を削除し、同日、著者に電話で謝罪した。
この著書は、予備校講師、吉野敬介氏の「やっぱりおまえはバカじゃない」。吉野氏はこの中で、自らの体験として「雪が降る夜の志賀高原で凍死しようと試みたが寒くて死ねなかった」と記しているが、杉村氏は今月10日付けのブログで自殺未遂の体験を紹介する際、場所を「大雪山」に変えただけでほぼ同じ表現を使っていた。
杉村氏は記者団に、「もともと吉野氏の大ファンで、(著書を)一夜で読破し、内容の印象が頭にあった。僕自身の経験とよく似ていたことも相まって、結果的に表現が似てしまった。反省している」と語った。自殺未遂の体験自体が虚偽ではないかとする指摘は、「大雪山に行ったのは本当だ」と否定した。