2006年05月23日(火) 00時00分

２６５０万人の個人情報盗難 米退役軍人省 （東京新聞）

　【ワシントン＝共同】米退役軍人省は二十二日、最大で約二千六百五十万人分の電子化した個人データが盗難に遭ったと発表した。職員が今月、自宅に持ち帰り盗まれたという。

　連邦捜査局（ＦＢＩ）や同省などが捜査を開始。米メディアによると、現在までデータが悪用された形跡は確認されていないという。同省は退役軍人らに注意を呼びかけるとともに、手紙を送って経緯を説明するとしている。

　同省によると、盗まれたのは一九七五年以降に退役した元軍人などのデータで、氏名、社会保障番号、生年月日などが含まれている。

　分析担当の男性職員が同省の規則に反してデータを自宅に持ち帰り被害に遭った。同省は職員の氏名や住所などを明らかにしていない。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20060523/eve_____kok_____001.shtml