2006年05月23日(火) 11時01分
憲法週間：新潟地裁裁判官、高校で出張講座 ／新潟（毎日新聞）
現職裁判官が中学校や高校に出張して裁判所の仕組みや裁判官の仕事などを説明する「裁判官による出張講座」が２２日、新潟市亀田向陽の県立新潟向陽高校（飯沼和男校長）で行われた。
新潟地裁が憲法週間行事の一環として実施し、０４年１０月の法の日週間行事として始め、今回で３回目。
同地裁の岩田淳之判事補が同校体育館に集まった約７７０人の全校生徒を前に裁判官の一日や裁判員制度などを説明。講義の途中、持参していた黒い法衣を会場から選んだ生徒２人に着せ、「黒は何色にも染まらないため」と色の由縁を説明する一幕もあった。
裁判員制度が０９年５月までに施行されることを知った同校３年の椎谷瞳さん（１８）は「（裁判員に選ばれたら）緊張してしゃべられないかも」と話した。【岡田英】
５月２３日朝刊
（毎日新聞） - 5月23日11時1分更新
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