悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
一方、みずほフィナンシャルグループも過去最高益を記録。大手銀行の経営回復が一段と鮮明になった。
三菱UFJは同時に、公的資金を六月中に完済する方針を発表。三メガバンクの中で最も早い完済となる。昨年十月の統合当時、一兆四千億円の公的資金があったが、今年三月期末には五千四十億円まで減少していた。みずほも六千億円の公的資金を七月にも完済する方針だ。
三菱UFJは昨年十月、旧三菱東京フィナンシャル・グループと旧UFJホールディングスが経営統合して発足。今回の決算では、貸倒引当金の戻し入れ益として六千八十九億円を特別利益に計上した結果、最終利益は前期の二千百六十一億円の赤字から一兆千八百十七億円の黒字となった。ただ、〇七年三月期の最終利益は戻り益が見込めないため、前期比36・5%減の七千五百億円を予想している。
みずほフィナンシャルグループの〇六年三月期連結決算は、個人部門で投資信託などの販売手数料が増加したほか法人部門も好調で、最終利益は前期比3・6%増の六千四百九十九億円。
また、三井トラスト・ホールディングスの最終利益は同27・3%増の千百九十六億円、住友信託銀行は同3・3%増の一千億円で、いずれも過去最高。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20060523/mng_____kei_____001.shtml