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活動の名前は「Rainmaker Project(レインメーカープロジェクト)」。自然農法提唱者福岡正信さんが考案した「粘土団子」を使う。粘土団子は、植物の種が鳥や動物などに食べられてしまうのを防ぐため、種を粘土でくるみ、これを団子状に丸めてまく手法。
三月下旬には、スタッフと現地の人たち、ボランティア計十九人が、ナイロビから約三十キロ離れたアーティリバーという町で、アカシアやユーカリ、マメなどの種を使って粘土団子を作り、一ヘクタールの広さの土地にまいた。植物が育つ割合などのデータを集めるための試みで、今後、地域を広げていくという。
取り組みの様子は撮影を続けており、多くの人に活動を知ってもらうため、ドキュメンタリー映画を制作する。これまでに撮影された映像は、三十日午後八時から東京都世田谷区北沢のフランス料理店「トロカデロハウス」で開かれるイベントでも紹介し、横浜アートプロジェクトの榎田竜路理事長(41)らが経過や今後の計画などを話す。
榎田理事長は「現地は移動にも危険が伴うなど厳しい状況もある。そういうこともきっちり伝えていきたい」と話す。イベントは入場無料。問い合わせは、横浜アートプロジェクト=電0467(24)1740=へ。
(北爪三記)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20060522/lcl_____kgw_____000.shtml