2006年05月22日(月) 22時03分
三菱UFJ、1兆1817億の黒字…トヨタに迫る(読売新聞)
三菱UFJフィナンシャル・グループの会見
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大手金融グループの三菱UFJフィナンシャル・グループが22日発表した2006年3月期連結決算は、景気回復などを背景に、税引き後利益が1兆1817億円(前期は2161億円の赤字)となり、国内トップのトヨタ自動車(1兆3721億円)に迫る巨額の黒字を計上した。
貸し倒れに備えて積み立てた引当金のうち、6982億円(傘下2銀行合算)が、貸出先企業の業績回復などで不要になり、「戻り益」となったためだ。
みずほフィナンシャルグループの税引き後利益も前期比3・6%増の6499億円と過去最高となり、NTT(4986億円)の利益水準を大きく上回った。
傘下3銀行で同様の戻り益を計1805億円計上したことや、投資信託や年金保険の販売手数料など、貸出金利以外の非金利収入が好調だった。
(読売新聞) - 5月22日22時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060522-00000013-yom-bus_all