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KDDIが6月以降に発売するのは7機種。いずれも音楽再生やワンセグなど通話以外の機能を強化させたのが特徴。そのなかで目玉が、携帯音楽プレーヤーの草分け「ウォークマン」の名を冠したソニー・エリクソン社製「ウォークマンケータイ・W42S」。音楽の連続再生時間は従来機の4倍近い30時間にのぼり、1ギガバイトの音楽専用メモリーで最大約630曲を保存できる。
KDDIは「音楽といえばauというイメージは浸透している。音楽を持ち運ぶ文化をつくったウォークマンブランドと結びつくことで、相乗効果が期待できる」と言う。
NTTドコモは第3世代機種(3G)のFOMA「902iS」シリーズを中心に10機種を投入。同社マルチメディアサービス部の前田義晃部長は「新機種で強く打ち出したいのは音楽」と強調する。約1時間の音楽番組を深夜に自動ダウンロードできる「ミュージックチャンネル」サービスも展開する。
楽曲を一曲丸ごとダウンロードできる「着うたフル」にも初めて対応する。着うたフルはKDDIが04年11月に手がけて以来、累計ダウンロード数が4700万曲を超える人気サービス。ボーダフォンが05年に追随した。ドコモは対応を見合わせてきたが、「顧客の要望が強いことがはっきりした」と後を追う。
10月にソフトバンクにブランド変更するボーダフォンは、同社初のワンセグ対応機「905SH」や、音楽機能を強化した「705T」など6機種を売り出す。ソフトバンクは米アップルコンピュータと「iPod携帯」の共同開発を検討しており、音楽サービスにも力を入れていく考えだ。