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厚労省は健康被害の原因を同番組で紹介された方法による食中毒とほぼ断定、同日、TBS(東京放送)に遺憾の意を伝えるとともに、再発防止策をとるよう文書による異例の注意を行った。
問題となったダイエット法は白インゲン豆を約3分間いった後に粉末化し、ご飯にまぶして食べる方法。今月6日の放送で紹介された。
厚労省が健康被害者を集計した結果、全国38自治体で、吐き気や下痢などの症状を起こした158人が医療機関で受診、うち30人が入院していた。いずれも快方に向かい、重症化した患者はいないという。
横浜市が患者の食べ残した白インゲン豆の調理品を調べたところ、食中毒の原因となるタンパク質「レクチン」が、生豆と同じ程度残っていた。3分間程度いっただけでは十分に火が通らず、レクチンが破壊できなかったとみられる。
TBS広報部は「厚労省の調査結果と注意を重く受け止め、今後の対応に取り組んでいきたい。関係者の方々にあらためておわび申し上げます」と話している。
(05/22 20:21)