2006年05月22日(月) 16時36分
メールマガジン配信スタンド大手まぐまぐがオプトアウト方式で規約を変更(Scan)
株式会社まぐまぐは、同社が4月8日に発表した「初回ダブルオプトイン」システムについて、「読者登録規約」への同意を求めるメールを読者に対し送信した。間違い登録や無断登録を防止できる初回ダブルオプトインでの登録の導入は、社会的な流れでも当然であるが、このメールがオプトアウト方式で送られていることは問題である。
つまり、このメールでは同意するかどうかのアクションを読者に求めているが、読者が何もアクションをしない場合は自動的に規約に同意したと見なされる。同社はこれまでにもオプトアウト方式でこうした規約改定を繰り返しており、メールを見逃している読者は何も知らないまま規約のみが変わっていくことになってしまう。
オプトアウト方式を使用しているのは、読者の激減を憂慮している可能性が高いと思われ、同社としてはビジネスと企業倫理の狭間での選択かもしれない。しかし、業界トップの企業だからこそオプトイン方式を積極的に導入し、範を示すべきではないだろうか。
まぐまぐ
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(Scan) - 5月22日16時36分更新
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