2006年05月21日(日) 13時34分

「再挑戦」で意見交換　安倍氏、ＩＴ起業家らと（山形新聞）

　安倍晋三官房長官は２１日午前、札幌市を訪れ、政府の起業支援の在り方などをめぐり、倒産から会社を立て直したり、フリーターから情報技術（ＩＴ）企業を起こしたりした経営者３人と意見交換した。
　安倍氏が議長を務める「再チャレンジ推進会議」の活動の一環。同会議は今回の起業家の意見も参考に、事業に失敗した経営者や失業したサラリーマンのための再起支援策を盛り込んだ中間報告を５月中にまとめる。
　冒頭、安倍氏が「何度でも挑戦できる社会をつくりたい」とあいさつ。ＩＴ企業を経営する鳴海鼓大さん（４８）は「フリーター生活を数年した後に２５歳で専門学校に通い、３０歳で起業した。今も北海道から世界へ向けて挑戦している」などと語った。

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