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「徳島県阿波踊り協会」は、阿波おどり選抜チームのドイツ派遣にあたり、連(踊りグループ)の多くが衣装に取り入れている旧徳島藩主・蜂須賀家の家紋「卍(まんじ)」の現地での使用を自粛することにした。
卍がナチスの紋章「カギ十字」を連想させるためで、協会は「摩擦を生まないよう配慮した」と説明している。
第1次大戦中、同県鳴門市の収容所のドイツ人捕虜たちがベートーベンの「第九」全曲を日本で初演するまでを描いた映画「バルトの楽園(がくえん)」が6月に公開されるのを機に、徳島をPRしようと県が派遣を企画。
22日に出発し、踊り手やお囃子(はやし)計30人が、サッカー・ワールドカップ(W杯)会場のベルリンやフランクフルトなどで踊りを披露する。
「卍」は「カギ十字」とは逆向きだが、過去の海外公演で「ナチスと関係があるのか」と誤解されたことがあったという。
新しい衣装は、桜の花と浮世絵調の荒波をデザインしている。