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自民、公明両党は19日、「共謀罪」を創設する組織犯罪処罰法改正案について、民主党との修正協議を当面継続し、衆院法務委員会での採決を来週後半以降に先送りする方針を決めた。
与党は当初、19日中に委員会採決に踏み切る予定だったが、河野衆院議長から円満な審議を要請されたうえ、民主党が、採決された場合は全面的な審議拒否に入る方針を決めたため、他の重要法案の審議への影響を回避することにした。
ただ、今後の修正協議で与野党が歩み寄る見通しは立っていない。
民主党の鳩山幹事長は19日の記者会見で、与党が同日の衆院法務委員会に提出した再修正案に賛成しない考えを表明したうえ、「民主党案を丸のみするなら(採決に)反対しない」と述べた。
小泉首相は同日夜、与党の採決見送りについて「私は(与党)執行部に任せている。与野党が協議して決まったことだから良いと思う」と記者団に述べた。河野議長の調整については、「努力していただき、感謝している」と語った。