2006年05月19日(金) 13時01分
詐欺：北東北観光センター協・元職員を書類送検 基金から７００万円着服容疑 ／岩手（毎日新聞）
盛岡東署は１８日、北東北観光センター協議会（会長・増田寛也知事）の運用基金から約７００万円を不正流用したとして、元県職員（５１）を詐欺容疑で盛岡地検に書類送検した。
調べでは、元職員は当時、県観光課観光振興主査として同協議会事務局書記を務めていた０３年５月２２日から０４年３月２４日の間に、同協議会の銀行口座から数十回にわたって計約７００万円を引き出し着服した疑い。銀行の払い戻し請求書に公印を押す際に、偽造した請求書にも公印を押して引き出していた。元職員は「住宅ローンや消費者金融からの借金の返済に充てた」と話しているという。
同署は当初業務上横領罪で捜査していたが元職員は口座からの出入金を管理する権限がなかったことから詐欺罪で立件した。県は０４年５月に元職員を懲戒免職にしている。【岸本桂司】
５月１９日朝刊
（毎日新聞） - 5月19日13時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060519-00000095-mailo-l03