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調べなどによると、小嶋容疑者は十月二十七日午前、元一級建築士姉歯秀次被告(48)がGS藤沢の構造計算で地震力を基準の〇・四として入力したことを示すメモを同社常務から手渡された。しかし、小嶋容疑者は同日午後、GS藤沢の販売代理会社の役員に「あすは藤沢の引き渡しですが」と聞かれ、完了検査が終わっていることを理由に引き渡しを指示。翌二十八日、購入代金約四億二千五百万円がヒューザーの口座に入金された。
小嶋容疑者は十二月初旬、ヒューザー本社でこの役員に会った際、「藤沢は十一月初旬に分かったことにしよう」と持ち掛けた。周囲にヒューザー社員らもおり、この発言を聞いていたという。
GS藤沢の偽装をめぐっては、十一月十七日に国土交通省が他の姉歯被告の偽装とともに公表。ヒューザーから引き渡された経緯について、住民から疑問の声が上がり、都が宅建業法違反の疑いがあるとして、ヒューザーの聴取に乗り出した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060519/mng_____sya_____006.shtml