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福岡では、4月にも早良署で逮捕状請求の日付を誤記し、殺人容疑の女を2度釈放する手続きミスがあった。
うきは署と久留米簡裁によると、男は同県久留米市の駐車場で軽トラックの給油口を壊しガソリンを盗もうとした疑いで、14日夜、緊急逮捕された。15日未明に署員が逮捕場所を未記入のまま逮捕状を請求、久留米簡裁の裁判官も気付かずに逮捕状を出した。
送検後の16日午前、検察が拘置請求した際に簡裁の別の裁判官がミスに気付き、請求を却下。男はいったん釈放されたが署内にとどまり、署はあらためて逮捕状を請求、約1時間後に逮捕し直した。
うきは署の小山登副署長は「許されないミスで、幹部によるチェックを徹底したい」、福岡地裁の蓑田孝行所長も「誠に遺憾。裁判官に注意喚起し、再発防止に努めたい」と話している。
ZAKZAK 2006/05/19