2006年05月19日(金) 19時08分
「成婚数」を誇大表示 結婚情報2社に排除命令(共同通信)
結婚情報サービスの広告で、紹介システムを通さずに結婚した会員の分も「成婚数」に加えたのは景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は19日、業界最大手のオーエムエムジー(大阪市)とサンマークライフクリエーション(東京)に、再発防止などを求める排除命令を出した。
晩婚化や未婚率の上昇を背景に、結婚紹介サービスは急成長。公取委によると、昨年の業界全体の売り上げは約300億円に上る。うちオーエムエムジーは約80億円で業界1位、サンマークライフクリエーションは約39億円で3位。
公取委によると、オ社は昨年4−10月、会員制紹介サービス「オーネット」の広告を新聞などに掲載した際、2004年までに会員同士で結婚・婚約をした約6万5000人に、会員以外の相手と結婚するなどした会員を加え「成婚者数13万人」などと誇大表示した。
(共同通信) - 5月19日19時8分更新
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