2006年05月17日(水) 21時40分
宗教学者2000人の情報流出 ウィニーで、生年月日など(共同通信)
国内外の宗教研究者らでつくる日本宗教学会(会長・星野英紀大正大学長)の会員2073人の氏名、住所などの個人情報がファイル交換ソフト「ウィニー」を介してインターネット上に流出していることが17日、分かった。
2002年当時の全会員分で、研究者や僧侶らの氏名、住所のほか、電話番号や生年月日、研究内容などの情報が含まれている。
同学会の説明によると、02年の学術大会の案内発送を手伝った男子学生が、作業のために受け取ったデータファイルを持ち出していた。この学生の家族が使っていたパソコンから流出。パソコンにはウィニーが入っており、ウイルスに感染したとみられる。
星野会長は「学術大会は年1回で、学生に手伝ってもらうケースが多い。今後は名簿の管理体制を見直さなければならない」と話している。
(共同通信) - 5月17日21時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060517-00000214-kyodo-soci