2006年05月16日(火) 15時40分
「北」覚せい剤密輸容疑、新たに組幹部ら2人逮捕(読売新聞)
北朝鮮から大量の覚せい剤が密輸された事件で、警視庁などの合同捜査本部は16日、新たに指定暴力団松葉会系組幹部・福島敦紀被告(68)ら男2人を覚せい剤取締法違反(営利目的密輸)の容疑で逮捕した。
捜査本部は、福島被告は、指定暴力団極東会系組長・宮田克彦容疑者(58)(同容疑で逮捕)の下で密売を統括していたとみており、詳しい密売ルートを追及する。
福島被告のほかに逮捕されたのは、元運送業・岡垣真理被告(37)。
調べによると、福島被告らは2002年10月、韓国籍の無職禹時允(ウ・シユン)容疑者(59)らと共謀し、北朝鮮で同国船籍の貨物船「TURUBONG—1」に覚せい剤数百キロを積み、松江市(旧美保関町)沖まで運航。投下した覚せい剤を小型船で回収し、島根県・安来港に陸揚げした疑い。
(読売新聞) - 5月16日15時40分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060516-00000505-yom-soci