2006年05月16日(火) 19時31分
トヨタ10万7千台リコール 後輪脱落の恐れ(共同通信)
トヨタ自動車は16日、動力伝達装置の不具合で後輪が脱落する恐れがあるとして、乗用車「ランドクルーザープラド」10万7767台(1996年4月−99年1月生産)のリコールを国土交通省に届けた。
国交省によると、後輪と車軸の取り付け部分の強度が不足しているため、高速でカーブ走行を繰り返した場合などに亀裂が生じ、そのまま使用し続けると折れて脱落する恐れがある。
これまでに右後輪が脱落し走行不能になるトラブルが3件あり、2004年12月には鹿児島市で車が道路脇に衝突しバンパーなどが壊れた。車の走行距離は約13万9000キロだった。
このほかのトラブルは04年2月に兵庫県、05年8月に大阪府の一般道で起きた。走行距離は約22万6000キロと約9万5000キロだったという。
(共同通信) - 5月16日19時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060516-00000200-kyodo-bus_all