2006年05月16日(火) 14時00分
暴力団系企業の土地で融資=旧三和銀系ノンバンクなど−同和対策事業めぐる事件(時事通信)
大阪市開発公社が同和対策の一環として委託した駐車場管理業務をめぐる横領事件で、旧三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)の関連ノンバンクが、財団法人飛鳥会理事長小西邦彦容疑者(72)に対し、暴力団関係者と関係の深い企業の土地を担保に30億円を融資していたことが16日、関係者の話で分かった。小西容疑者に対する同行側の融資総額はノンバンク分を含め約50億円に上り、大部分が焦げ付いているとみられる。
同じ土地を担保に、京セラなどが出資するノンバンクも、小西容疑者側に23億円の融資枠を設定していた。府警捜査2課は、同容疑者を窓口に暴力団側に多額の資金が流出した可能性があるとみて調べを進めている。
(時事通信) - 5月16日14時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060516-00000074-jij-soci