2006年05月15日(月) 12時04分
前部長が証拠隠滅指示、40人懲戒へ…防衛施設庁談合(読売新聞)
防衛施設庁の官製談合事件で、東京地検による強制捜査前、当時の建設部長(57)(現・同庁付)が、同庁発注工事を建設業者に割り振る「配分表」など、談合の証拠書類を処分するよう部下に指示し、廃棄させていたことが、同庁の調査委員会の調べで分かった。
同庁は早ければ今月末にも、証拠隠滅を行った職員も含め、談合に関与した四十数人を懲戒処分とする方針。
関係者によると、前建設部長は昨年11月中旬、同庁発注工事での重電メーカーによる談合疑惑が報道された直後に、部下に書類の廃棄を指示。建設企画課の職員ら数人が、シュレッダーにかけるなどして廃棄したという。一部の地方の出先機関にも指示し、同様の証拠隠滅を行わせたとみられる。
(読売新聞) - 5月15日12時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060515-00000304-yom-soci