2006年05月15日(月) 21時19分
5億円分のPCを不正発注 JCB元社員(共同通信)
クレジットカード大手のJCBは15日、元社員が総額約5億5000万円分のパソコンを不正発注していた、と発表した。元社員は昨年末に病死しており、退職扱いになっているという。
同社によると、システム関係の購入権限を持つ課長級だった元社員は、2002年7月から05年10月まで、約20回にわたり、社内手続き上はシステムライセンス料やソフトウエア料などの名目で処理しながら、パソコン約1600台(計約5億5000万円相当)を発注し、私的に取得していた。パソコンをどう処分していたかは不明という。
今年1月、販売会社からの問い合わせで不正が発覚した。JCBが社内調査を進めた結果、社外の人物が不正取引に関与している可能性が高いことが分かったため、近くこの人物を刑事告訴する。元社員については、損害賠償などの民事手続きを進める。
(共同通信) - 5月15日21時19分更新
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