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三菱東京UFJは出資を機に、自行の法人顧客を中国銀行に紹介したり、クレジットカード事業など中国で個人取引分野に参入したりすることを目指す。出資比率は1%未満になる見込み。
三菱東京UFJは中国内に北京や上海など5支店と4駐在員事務所を置き、主に現地に進出する日系企業への融資や決済業務などのサービスを提供してきた。現地の日系の法人顧客は約6000社にのぼる。
日系企業の中国進出が拡大するなかで、円滑な金融サービスを提供するためにも現地の大手銀行との資本提携が欠かせない、と判断した。
中国銀行は、中国国内に1万以上の拠点を展開し、グループの総資産は04年11月現在で約4兆2700億人民元(約60兆円)に達する。
欧米の金融機関は中国の銀行への出資を進めているが、日本の銀行は公的資金の早期返済を優先していたこともあり、これまで出資はしてこなかった。三菱東京UFJが中国への出資に踏み切ったことで、大手行が成長市場への進出を強める可能性もある。