悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
三井住友銀行は12日、現金自動預け払い機(ATM)の設計書などの内部情報がファイル交換ソフト「ウィニー」を通じてインターネット上に流出したと発表した。
キャッシュカードや預金通帳の磁気部分に書き込む書式や、ATMの画面に現れる手順の仕様書などが流出したが、同行は「顧客の個人情報やATMの安全性にかかわる機密事項は含まれていない。カードが偽造される恐れもない」としている。
カード偽造などATMの安全性には問題がないと判断し、13日以降もATMは通常通り稼働させる予定だ。
同行はATMの開発・製造を別会社に委託していたが、その会社から業務を再委託されたソフトウエア会社の社員が、ATMの関連情報を自宅のパソコンに取り込んで仕事をしようとして、ウィニーを通じて流出したと見られる。