2006年05月13日(土) 20時16分
「風呂敷でごみ減量を」 若い女性に静かなブーム(山形新聞)
「ごみ問題を考えるきっかけにしたい。日本中を風呂敷だらけにする」。小池百合子環境相の発言が火を付けた。自身が企画したオリジナル風呂敷を、サッカーワールドカップ(W杯)を目前に控えた日本代表のジーコ監督に渡したり、メディアを通じて積極的にPRしたり。風呂敷の良さが見直され、百貨店や専門店は若い女性を中心に客足が伸び、静かなブームになっている。
小池環境相が最初に風呂敷の活用を呼び掛けたのは昨年12月。「包装紙やレジ袋と違って何度でも再利用でき、ごみの減量に手軽に取り組める」と訴え、事務次官も会議資料を風呂敷に包んで持ち歩きアピールした。
人気が出た背景には「古くさい」イメージからの脱却も。スヌーピーなどのキャラクター柄やデザイナーズブランドも登場した。
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NWID=2006051301000251