2006年05月13日(土) 20時16分
JR脱線事故を上演 地元女子高校生が熱演(山形新聞)
107人が亡くなった尼崎JR脱線事故をモチーフにした演劇「鉄橋の上のエチュード(練習曲)」が13日、兵庫県伊丹市のアイホールで上演された。公募で集まった地元女子高校生らが出演。公演は14日まで。
劇場前のJR伊丹駅は、事故車両が最後に客を乗せた駅。事故後、駅前の駐輪場で、持ち主が戻らない自転車が多く残っていた事実を下敷きに、脱線事故に遭った少女たちの心の痛みを描いた。負傷者の記憶を参考に脚本が作られた。
作、演出の「劇団そとばこまち」元座長の小原延之さん(38)は「なぜ事故が起きたのか。1年がたった今、再び考えるきっかけにしてほしい」と話している。14日は午後2時開演。問い合わせはアイホール、電話072(782)2000まで。
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