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イランでは、中部ナタンズなどで03年にも高濃縮ウランが検出された。この時、イラン側は「外国(パキスタン)から持ち込んだ機器に付着していた」と主張。調査したIAEAがこれをほぼ追認した。今回検出された高濃縮ウランも同じケースの可能性があるが、全く違う理由の場合、IAEAに申告しないまま核関連活動をしていた新たな疑いがイランに浮上し、疑惑がさらに深まることになる。
同研究所に対しては、IAEAが1月末、ふき取り調査を実施。同筋やIAEA外交筋によると、IAEAの初期分析の結果、核兵器に使うことができる90%程度を下回る濃縮度とみられるウランが検出されたという。現在、組成を詳しく分析している。
一方、国連のアナン事務総長は12日、訪問先のウィーンで記者会見し「イラン核問題の解決のためには、欧州とイランとの協議に米国も参加することが重要だ」と述べた。