2006年05月13日(土) 07時32分
暴力団側に年200万円提供 周辺女性への給与名目(共同通信)
財団法人「飛鳥会」理事長小西邦彦容疑者(72)による業務上横領事件で、小西容疑者が、指定暴力団山口組系組長の周辺者に年間で少なくとも現金200万円を提供していたことが13日、大阪府警捜査2課の調べで分かった。
大阪府警によると、小西容疑者は元山口組系組員で今も暴力団との付き合いが深いとされる。府警はこれ以外にも、架空の雇用や融資などの形で、小西容疑者側の資金が暴力団に流れた可能性があるとみており、同容疑者の資産状況の分析を進めている。
調べでは、小西容疑者から資金提供を受けていたのは山口組系暴力団組長に近い女性。小西容疑者関連の金融機関の口座を調べたところ、給与名目などで毎月20万−30万円程度が渡ったことが判明した。府警は女性に勤務実態はなかったとみている。
(共同通信) - 5月13日7時32分更新
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