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禁煙や分煙、嫌煙運動の広がりで、たばこ市場は厳しさを増しており、同社は喫煙場所の確保や成人識別機能付き自動販売機の導入など、喫煙環境の整備に必要なコストも上乗せしたと説明。「愛煙家にはある程度のご負担をお願いせざるをえない」(西沢省悟副社長)としている。
看板商品のマイルドセブンは、一九七七年に百五十円で発売して以来、税制改正ごとに値上げし今回が七回目だが、増税分を超えて値上げするのは初めて。
三十円値上げの銘柄がJT製品の販売本数に占める比率は約47・3%に達し、人気商品を狙い撃ちにした値上げとの批判も出そうだ。五月からはガソリンや第三のビールが値上げされており、たばこ値上げの追い打ちで負担はさらに重くなる。
セブンスターやキャスター・マイルドなど九十六銘柄は、増税分の約二十円を価格転嫁するだけにとどめる。わかば、エコー、しんせいなど六銘柄は十円の値上げ。
JTは、増税などの影響で本年度の国内たばこ販売数量が百十四億本減り、連結営業利益で約三百七十億円の減益になるとの業績予想を四月に発表していたが、「さらに減益幅が広がる可能性もある」(本田社長)としている。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060512/mng_____sya_____007.shtml