悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
対案は総じて、民主党内の労組系議員より保守系議員の要求を色濃く反映した内容となった。
政府案は「愛国心」について、第2条で「我が国と郷土を愛する態度」と記したが、保守色の強い自民党議員からは「『心』を入れるべきだ」との不満が出ていた。また、自民党が求めていた「宗教的情操の涵養」は、公明党の反対で盛り込まれなかった。
これに対し、民主党案は「日本を愛する心」と「心」を入れる一方で、記述を条文ではなく前文に置くことで「理念」にとどめ、強制力を弱めることをめざした。宗教教育については「宗教の意義の理解の重視」や「宗教的感性の涵養の尊重」を明記した。
また、教職員が教育への国の介入に抵抗する論拠となる教育への「不当な支配」の排除に関する記述は盛り込まず、「学校の自主性及び自律性が十分に発揮されなければならない」とした。