2006年05月12日(金) 03時23分
証拠品の金の延べ棒を入質・詐取、大阪で巡査部長逮捕(読売新聞)
勤務先の警察署から証拠品の金の延べ棒を持ち出し、会社員を名乗って質入れした後、架空の刑事名をかたって質店から「任意提出」させてだまし取ったとして、大阪府警は11日、堺南署刑事課巡査部長、栗林孝治容疑者(33)(和歌山県橋本市)を詐欺などの容疑で逮捕した。
栗林容疑者は、質店からの融資と延べ棒2本の売却で計約750万円を得たといい、「消費者金融に1400万円の借金があり、返済や競馬代に充てた」と供述している。
調べでは、栗林容疑者は4月24日、大阪市浪速区の質店に変装のうえ堺南署刑事の「国林」をかたって訪問。
経営者(67)に「強盗強姦事件の被害品だ」とうそを言い、自分で質入れした1キロの延べ棒1本(時価245万円)を任意提出させ、詐取するなどした疑い。
(読売新聞) - 5月12日3時23分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060511-00000515-yom-soci