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県教委によると、主事は県教育振興財団東部調査事務所(成田市)に派遣されていた昨年十一月から今年三月にかけて、事務所内に保管してあった土器や石器、パソコンなど計三十点を無断で自宅に持ち出し、ネット競売に出品して計約十一万六千円を得ていた。
酒々井町の遺跡から出土した史料的価値の高い約四千五百年前の縄文中期の土器(高さ約二十五センチ)は二万二千七百円で落札された。土器のかけらも一山で千円から二千百円で売っていた。
今年三月、「出土した文化財が売られている」と、県文化財課に連絡があり発覚した。売られた土器などは主事がすべて買い戻したという。
主事は「オークションなら何でも値が付くため、面白くなって土器にも手を付けた」と説明。売り上げは小遣いにしたという。
財団は業務上横領容疑での告訴を検討している。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060511/mng_____sya_____009.shtml