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米国版の「グーグルブック検索」の画面
同サービスは04年に米国で始め、その後欧州でも展開。日本でも現在、大手出版社との提携交渉を進めている。
提携出版社に本を送ってもらい、グーグルが電子データ化して蓄積する。利用者が専用サイト「グーグルブック検索」に言葉を打ち込むと、その言葉を含む本とページの一覧が表示される。無料会員になれば、検索したページの前後数ページもパソコン画面上で実物同様に見られる。気に入れば販売サイトに飛び、ネット経由で実際の本を買える。グーグルは本の販売につながった場合、手数料を受け取る。
同社は米英の5図書館と提携し、蔵書をデータ化して検索できるようにする「ネット図書館計画」も進めている。膨大な絶版書籍もネットで見られる画期的な試みとして注目されているが、米国では作家団体や出版社が著作権侵害として問題視するなど、議論も巻き起こしている。
同社は「現時点で日本の図書館と交渉はしていない」としつつ、「今後は考えていきたい」とコメントしている。