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県教委によると、この主事は、文化財の保護や調査研究をする外郭団体、県教育振興財団の東部調査事務所(成田市)に派遣されていた05年11月から06年3月にかけて、事務所から土器などの文化財9点やパソコンなど計30点を持ち出し、文化財5点を含む計26点をネットオークションにかけて計11万6266円で売却した、という。
文化財は縄文中期の土器や、旧石器時代の石器など。整理や分類のため収蔵庫に保管されていた。ほぼ完全な形をした縄文土器もあり、2万2700円で売れた。財団は「史料としての価値が高い」という。主事がすべて買い戻した。
主事は上席研究員として発掘調査報告書の作成などに携わっていた。「不要な私物にも値段が付くのがおもしろく、ネットオークションにはまってしまった」と話しているという。
3月に、県内で出土した土器が出品されている、と県教委に情報が寄せられ、財団などで確認したところ、主事が持ち出しを認めたという。
http://www.asahi.com/national/update/0510/TKY200605100361.html