悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
今春の大学入試センター試験で、教科書の記述をもとに解答すると、不正解になるミスが発覚し、文科省が3月、各教科書会社に教科書の記述が正確かどうか点検を指示していた。
調査によると、記述ミスは中学校用教科書を出している16社のうち12社の9教科すべてで見つかった。誤記・誤植・脱字が多かったという。最も多かったのが国語で全体の約4分の1。主な例では「ひらがな」を「ひらなが」としたり、「立方体」を「立方休」としたりしていた。
記述ミスは、文科省の検定でも見逃されていた。教科書課は「非常に残念。今後は間違いゼロを目指したい」と話している。
調査では、ほかに教科書会社の校正・校閲態勢も尋ねた。51社のうち、校正・校閲の専任担当者がいる社は4社。文科省は各社に校正の強化を求めている。