2006年05月09日(火) 18時37分

プロ野球応援団員から違法に寄付集め、右翼代表など実刑（朝日新聞）

　プロ野球の私設応援団員らから違法に寄付金を集めたとして、政治資金規正法違反（無届け政治団体の寄付金集め）の罪に問われた右翼団体「正心塾」代表、五十嵐博臣被告（３５）らの判決が９日、東京地裁であった。渡辺康裁判官は五十嵐被告に禁固８カ月（求刑・禁固１０カ月）の実刑判決を言い渡した。団体としての正心塾については求刑通り罰金５０万円、追徴金８８万円とした。五十嵐被告は、プロ野球の私設応援団の連合組織「東日本応援団懇親会」（解散）の会長だった。

　判決によると、五十嵐被告らは０３年７月から０５年１１月にかけて、正心塾を総務相などに政治団体として届け出ないまま、団体が発行する機関紙の購読料名目で、応援団員２０人から計約８８万円の寄付を受けた。

http://www.asahi.com/national/update/0509/TKY200605090321.html