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都は今年２月の自動車差し押さえ強化月間で、車にタイヤロックを装着して運転できなくする方法を導入した。
同局によると、レッカー車を使って差し押さえる場合、搬送業者へ依頼する手間がある上、差し押さえた車１台当たり２０万−３０万円の保管費用がかかる。一方、タイヤロックを使えばコストも低い上、滞納者への心理的効果が大きく、納税交渉を有利に進められることが分かった。２月の強化月間では、タイヤロック装着前の１２台分に対し、装着後は２３台分の納付があったという。
このため都は、従来の市販製品から、都内部品メーカーへの特注品に切り替えて追加配備することを決めた。同局担当者は「局名入りで滞納者に強く意識させ、納付を促したい」と話している。
ZAKZAK 2006/05/08