2006年05月07日(日) 00時00分

ＴＤＳなど販売クッキーを回収 （東京新聞）

　オリエンタルランド（千葉県浦安市）は六日、東京ディズニーシー（ＴＤＳ）などで販売した「ダブルチョコレート・クッキー」（十五個入り七百円、東京千鳥屋製造）の原材料に、国内では使用が認められていない酸化防止剤「ＴＢＨＱ」（ｔ−ブチルヒドロキノン）が含まれていると判明したため、販売済みの商品を回収すると発表した。

　同社は「ＴＢＨＱは米国、カナダなどでは使用が認められており、健康への影響はないとされている」と説明している。

　同社によると、問題のクッキーの箱にはＴＤＳのロゴやディズニーキャラクターが印刷され、二月十日から四月二十九日までの間に約三万七千箱を販売。それ以降は販売していないという。

　ＴＢＨＱが含まれていたのは原材料のうちの業務用チョコレートで、これは豊年リーバ（東京都港区）が輸入したパーム油脂を使って日新化工（同中央区）が加工・製造した。パーム油脂にＴＢＨＱが入っていた可能性が高いという。

　商品が手元にある購入者は、氏名、住所、電話番号を記して、オリエンタルランド商品ゲストサービス＝〒２７９　８５１１　浦安市舞浜一の一＝に料金着払いで商品を送れば、後日代金が返金される。問い合わせはフリーダイヤル＝（０１２０）９９６０５５、十四日まで＝へ。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20060507/mng_____sya_____011.shtml