2006年05月03日(水) 21時42分
オウム「上祐派」、新教団設立検討を認める(読売新聞)
オウム真理教の分裂問題で、上祐史浩代表(43)を支持する「上祐派」の幹部信者が3日、「新教団については現在、内部で検討している最中。旧教団のすべての問題点を反省し、新たな出発をすべきという意見が強くなっている」などとするコメントを出し、同派が新教団設立を目指していることを認めた。
設立の時期は明らかにしなかった。
上祐派は、この日から7日までの日程で、東京と大阪の2か所の教団施設で「集中セミナー」を開催、信者数十人が参加した。上祐代表は大阪のセミナーで説法を行ったとみられる。
一方、「反上祐派」は先月29日から7日までの日程で、埼玉と京都の教団施設で別途、セミナーを開催中。昨年末のセミナーに続く2度目の“分裂開催”となり、教団内の分裂が決定的になっていることを裏付けた。
(読売新聞) - 5月3日21時42分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060503-00000212-yom-soci