2006年05月02日(火) 17時01分
身投げ実写映画に賛否=「闇に光当てた」「猟奇的」−金門橋で撮影(時事通信)
【サンフランシスコ1日時事】米サンフランシスコにあるゴールデンゲートブリッジ(金門橋、全長約3キロ)からの身投げシーンを実写したドキュメンタリー映画「ザ・ブリッジ」がこのほど完成した。劇場公開を控えて同市内で上映会が開かれ、賛否両論が沸き起こっている。
投身自殺問題を映画化したのはドキュメンタリー作品で知られるエリック・スティール監督。2004年、橋の両端に固定したカメラを回し続け、計23人が身投げする瞬間を撮影した。今回の作品には、数人分の生々しい投身映像や、遺族らの証言が盛り込まれている。
上映会では「暗い問題に光を当てた」と称賛する声が上がる一方、市議会には「猟奇的」「模倣者が増える」との批判が殺到している。
(時事通信) - 5月2日17時1分更新
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