2006年05月01日(月) 06時51分
ガソリン値上げ広がる 連休の帰省、行楽を直撃(共同通信)
原油価格の高騰で、新日本石油など石油元売り大手各社が1日、ガソリンの卸価格を一斉に引き上げた。これを受けガソリンスタンドでは値上げの動きが広がり、大型連休で帰省や行楽に向かうドライバーらの財布を直撃している。
石油情報センターによると、レギュラーガソリンの全国平均小売価格(4月24日現在)は、7週連続で1リットル当たり131円と、湾岸危機後の1991年3月以来、14年半ぶりの高値をつけた昨年秋と並ぶ水準で高止まりしていた。しかし、今後は130円台半ばまで上昇するのはほぼ確実な情勢で、さらに家計を圧迫しそうだ。
ガソリンスタンドは競争が激しく、大半の店で昨年からの原油高に伴う卸価格の上昇分を、小売価格にそのまま転嫁できない状態が続いてきた。
(共同通信) - 5月1日6時51分更新
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