2006年04月26日(水) 21時09分
アイフルの取り立てで精神的苦痛、障害持つ男女が提訴(読売新聞)
消費者金融大手「アイフル」(本社・京都市)の取り立てで精神的苦痛を受けたなどとして、高知県と京都市の障害を持つ男女が26日、同社に慰謝料などを求めて高知、京都地裁にそれぞれ提訴した。
訴えによると、高知県の70歳代の視聴覚障害の男性は2000年、融資を受けた親族の連帯保証人となることを了承。十分な説明を受けずに自宅に根抵当権を設定する連帯保証契約書に署名、押印させられ、取り立てで精神的な苦痛を受けたとして110万円を請求している。
また、京都市の発達障害の女性(71)は01年9月ごろ、知人の依頼で内容を理解しないまま、不動産担保ローンを契約。金は受け取っておらず「契約は無効」として200万円を求めた。
アイフル広報部は「訴状が届いておらず、コメントできない」としている。
(読売新聞) - 4月26日21時9分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060426-00000414-yom-soci