2006年04月25日(火) 03時01分
食品捨てれば優良店!? コンビニ、30万円ノルマも(産経新聞)
大手コンビニエンスストアに、一カ月に出す廃棄物の“下限数値目標”が存在することが分かった。その多くは弁当や総菜といった食品ゴミで、目標を達成すると、「優良店」となるシステムもあるという。
産経新聞が入手した文書によると、「原価(仕入れ値)で(月に)三十万円以上(廃棄する)」と記されている。背景には廃棄を恐れずに品ぞろえを豊かにしなければ、「コンビニ戦争」を勝ち抜けない事情と、より新しいものを求める消費者ニーズの高まりがある。
調査によると、一年間でコンビニ一店から出る生ゴミは平均で四−五トン。「食品リサイクル法」が施行されるなど環境対策の必要性が指摘されるが、経営戦略上、食品ゴミを劇的に減らすことは困難とみられている。
(産経新聞) - 4月25日3時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060425-00000004-san-soci