2006年04月24日(月) 20時06分
携帯の市場占有率、シャープが初の1位…NEC3位に(読売新聞)
携帯電話の2005年度国内出荷台数シェア(市場占有率)でシャープが16・3%となり、初めてトップとなったことが24日、民間調査会社MM総研の調査で分かった。
01年度から4年連続首位だったNECは15・8%で3位に転落した。
05年度の国内総出荷台数は前年度比5・2%増の4625万台で、2年ぶりに増加した。音楽配信などに対応した高機能端末が市場をリードした。
シャープは若者向けのデザインが好評で、3位だった前年度から20・2%増の755万台でトップに躍り出た。2位は、松下電器産業の子会社パナソニックモバイルコミュニケーションズ(16・1%)だった。
携帯電話会社を変えても、現在利用している電話番号をそのまま使える「番号ポータビリティー(持ち運び)制度」が今秋に導入され、買い替え需要が見込まれるため、06年度の国内出荷台数は5110万台と、03年度以来3年ぶりに5000万台を回復する見通しだ。
(読売新聞) - 4月24日20時6分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060424-00000513-yom-bus_all