2006年04月19日(水) 19時34分
提携融資の見合わせ相次ぐ 地銀、アイフル処分受け(共同通信)
消費者金融大手のアイフルに対して違法な取り立てがあったとして金融庁が業務停止命令を出したことから、全国の地方銀行などで提携融資の取り扱いを見合わせる動きが広がっていることが19日、分かった。
各行はアイフルと提携を続けることで、社会的なイメージを損ねる恐れがあると判断、同社との距離を置き始めた模様だ。5月8日から3日間約1900の全店舗で新規の融資などの業務ができなくなることに加え、提携の見合わせが長期化すれば、アイフルの業績に悪影響を与えそうだ。
北陸銀行(富山市)は19日から、アイフルと提携した無担保融資の取り扱いを当面取りやめ、店頭にあったチラシやポスターも撤去することを決めた。
東北銀行(盛岡市)や中国銀行(岡山市)、福岡銀行(福岡市)もすでに取り扱いを中止。大手銀行ではりそな銀行が中小企業向けの無担保融資を取り扱っていたが、17日から新規融資を中止している。
(共同通信) - 4月19日19時34分更新
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