2006年04月17日(月) 17時58分
アイフルに対する行政処分、特段異例のことではない=五味金融庁長官(ロイター)
[東京 17日 ロイター] 五味金融庁長官は定例会見で、アイフルに対し、全店舗を対象とする業務停止命令を出したことについて、「本件の重大性からすると、特段異例のことではなく、貸金業規正法に照らし、当然の判断をした」と述べた。
近畿財務局は14日、違法な取り立てが相次いだ消費者金融大手アイフルに対し、国内全店舗を対象に5月8日から3─25日間の業務停止を命令した。
五味長官は、こうした違法な取り立ての背景にアイフル本社の指示は認められなかったものの、取り立て行為に対する指導や、内部管理体制で「(会社側の)不徹底が認められた」(同長官)と指摘し、全店に対する業務停止は異例の厳しさではないとの認識を示した。
(ロイター) - 4月17日17時58分更新
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