2006年04月17日(月) 16時01分
「フォーブス」広告に責任なし=投資詐欺、出資者の請求棄却−東京地裁(時事通信)
経営コンサルタント会社「エンジェルファンドネットワークコーポレーション」(AFN、破産)の詐欺事件をめぐり、出資者39人が月刊誌「フォーブス日本版」の虚偽広告を見て投資したとして、発行元の「ぎょうせい」を相手に約9800万円の賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は17日、請求を棄却した。
野山宏裁判長は、雑誌発行者は広告内容に原則として責任を負わないが、内容に疑念を抱く特別な事情がある場合には、うその広告を出さない義務があると指摘。問題の広告については「発行元が一見して虚偽と判断できない内容だったのは明らか」と判断した。
(時事通信) - 4月17日16時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060417-00000048-jij-soci