2006年04月17日(月) 20時44分
平成電電、破産へ 負債総額1300億円(共同通信)
記者会見で、再生断念を表明する平成電電の佐藤賢治社長=17日午後、東京都中央区
|
民事再生法の適用を受けて経営再建を進めていた通信ベンチャー企業、平成電電(東京)の佐藤賢治社長は17日、都内で記者会見し「再生を断念する」と述べた。スポンサーの画像ソフト開発のドリームテクノロジーズ(同)が16日に支援中止を決め、資金繰りのめどが立たなくなったため、としている。
近く東京地裁が民事再生手続きの廃止を決定、保全管理命令を出す見通し。代理人によると、平成電電は破産し、清算に向かう可能性が高い。負債総額は3月末時点で約1300億円。
平成電電が提供している14万回線を超える電話サービスについては「できるだけ他社などに移行させて顧客に迷惑を掛けないように全力を挙げる」としているが、取り扱いは不透明なままだ。
(共同通信) - 4月17日20時44分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060417-00000176-kyodo-bus_all