2006年04月14日(金) 12時05分
アイフルの業務一部停止へ 全営業店で3−25日間(共同通信)
金融庁は14日、融資や取り立てをめぐる違法行為が多発したとして、消費者金融大手のアイフルに対し、新たな顧客の勧誘や融資など業務の一部停止命令を出す方針を固めた。同日午後にも発表する。
処分は有人、無人を合わせて1700を超える全営業店が対象。金融庁の検査で違法な行為が見つかった店舗は20−25日、その他の店舗は3日間の業務停止とする方向で、消費者金融大手としては異例の厳しい内容となる。業界大手への処分は、現在検討中の貸金業法の見直し議論にも影響を与えそうだ。
アイフルでは、強引な取り立て行為や貸出利息などに関する説明の不備、債務整理に必要な取引履歴の開示書面の交付を拒否したケースが相次いでいると、債務者や弁護士らから指摘されていた。
(共同通信) - 4月14日12時5分更新
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